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2012年1月 3日 (火)

聖ひばり御殿

観劇日…2011年10月30日
劇場…ABCホール

 ジャンヌ・ダルクと美空ひばりさんの人生をモデルにした作品で初演から16年ぶりの上演でした。
狸御殿が舞台ですので、イギリス対フランスが狐対狸の戦争と言う設定でした。ジャンヌ・ダルクの復権裁判が始まり、家族やシャルル7世などが証人として呼び出され、ジャンヌ・ダルクの人生が描かれていくのですが、父親が魚屋だったり母親がステージママだったりと、どこか美空ひばりさんを想像させ、昭和歌謡のメロディで芝居に合わせた替え歌がふんだんに登場しました。

 16年前の加納座長のオリジナルが元になっているので、パンフレットにも書かれていたとおり、少々混沌としていました。私は初演の「聖ひばり御殿」を見ていなかったので、途中までこの芝居がジャンヌ・ダルクが処刑されてから24年後の復権裁判のことだと知らずに見ていました。というかジャンヌ・ダルクに復権裁判というものがあった事自体も知らなかったのですが。

 この公演で感じたのは、とにかく花組芝居の若手陣の奮闘でした。主人公の元祖姫狸田の君役・堀越涼、娘狸玉木役・二瓶拓也、狸穴屋金之助他2役・谷山知宏がいつの間にやら主要なキャストとして芝居をまわすことができるように育っていたこと。大阪に住んでいるので、花組芝居は年に1回の本公演にしか行かないということもあり、若手の成長を目の当たりにし、花組芝居も当分安心だなと思いました。

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