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2011年10月30日 (日)

幽霊たち

観劇日…2011年7月11日
劇場…森ノ宮ピロティホール

1947年ニューヨークで私立探偵をしていたブルーはホワイトという男から、ブラックという人物の調査を依頼される。週に一度レポートを提出すれば報酬の小切手を送るというものだった。
ブラックの部屋の向かいのアパートに部屋まで用意されていた。
ブルーは浮気調査かと思い、10日もすれば仕事は終わると仕事を受ける。
しかしブラックは毎日タイプライターを打って文章を書くか、ウォールデン森の生活という本を読むか、食事をし、眠りにつくという決まりきった生活を続けるだけだった。
探偵という職業柄、恋人に居場所を告げることも出来ず1年が経ってしまう。
ある日、街に出たブルーは恋人が他の男と歩いているのを見つけてしまう。
この世から失踪同然になっていることに焦ったブルーはブラックの部屋に忍びこみ、机の上に自分が送り続けたレポートを見つけ…。

久しぶりに抽象的な、結末がよく分からない芝居でした。
都会でも人に知られず住むということは、森の中での隠遁生活と同じだということが言いたかったのでしょうか。
お金があって何不自由ない生活を送っているブラックの退屈に付き合わされたブルーは人生まで狂わされ、いい迷惑としか言いようがありません。
ブルーはブラックを殺すことで、自分の人生を取り戻すことができたかどうかも不明のまま、芝居が終わってしまいました。

 実力のある佐々木蔵之介さんや奥田瑛二さんが出演されてたから見応えはありましたが、パルコプロデュースらしい作品と自分を納得させて帰路につきました。

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